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泥棒ホテル IN ハノイ

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ベトナムの首都、ハノイの空港に夜遅く着きタクシーに乗ってホテルに向かった。
ホテルは、ハノイ駅の近くで都心!どんな街かなと思っていたら貧民窟のような所だった。ホテルの近くに着いて運転手から車が入らないので歩いて行くように言われ降ろされた。 ドキッ!! ホテルがなくてこんな場所に置き去りだったらどうしよう!! しかし迷路のような狭い路地を歩いていたらすぐに辿り着いた。
チェックインをしたら「予約した部屋が満杯でスイートルームを提供するが明日以降は部屋を替わってもらいます」とのことだった。ラッキー!すごく豪勢な部屋である。これで1泊3.300円とは!!
ハノイ大教会近くのこのホテルの前の路地の夜は、風呂のイスが持ち込まれ野外レストラン?と化し、うるさい事この上ない。教会の鐘も一晩中鳴ったり止んだりしている。小さくて小奇麗なホテルなのでセキュリティはしっかりしており通行人や泥棒が入り込む余地はない。
このホテルに3泊し、ラオスのビエンチャンへ2泊の旅行する為バッグを預けて出かけた。帰って来た時又このホテルに泊まるからである。
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5月2日ハノイ08:30発、ビエンチャン09:35着の便である。ハノイ市街地から空港までタクシーで1時間弱かかる、一応、国際線だから2時間前に着かなければならないからホテルを5時半くらいには立たなければならない。前日、教会前に停まっているタクシーにこのことを告げたら40万ドン(US25$)で行くと言うので予約した。!!ホテルで明日のチェックアウトの時間と又、帰ってくるのでバッグを預かってほしい事を話したら女性スタッフが快く了解してくれた。タクシーの事を話したら笑われた!ホテルは24時間営業だからチェックアウトの時間はいつでもOK,タクシーも手配しますとのことで、29万ドン(US15$)でホテルへの支払い、予約したタクシーはキャンセルをさせてくれた。
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さて、5月4日、ラオスのメコン川時間のゆったりとした時を終えハノイの空港に16時ころ、ホ
テルに18時ころたどり着いた。
帰ってからバッグを受け取り部屋でバッグを開けたら何も入っていない!!ガーン!
すぐホテルのスタッフに声を荒げた!アメリカ人らしい宿泊客が驚いてEMPTY?と聞いて見に来てくれた。

泥棒ホテル IN ハノイ_f0032712_10481587.jpg
そう、パンツも靴下も、韓国の旅館ボアハウスで貸してもらった携帯電話、それに予備に持ってきたメガネ、電話とデジカメの充電器その予備のバッテリー、常備薬、命の次に大事な焼酎^^!、地球の歩き方韓国とその本に挟んだ1万円相当のウオン札、SDカードetc
金目のものではないので、まさか盗まれるとは思いもしなかった。しかし考えてみれば一番日常的に使う重要なものである。
ホテル側は、部屋のクリーニングをする人が盗んだのかなと平然としている。ホテルのスタッフにしかできない仕業である。空港のターンテーブルで見分けやすいようにとバッグの取っ手などに付けたアクセサリーも外されている。少なくともこれは女の仕業であり男は考え付かない。
スリ、引ったくり、置き引きは想定内だが泥棒ホテルは想定外だったのでホテルを問い詰める、警察を呼ぶ等の対応は出来なかった。ホテル側にデジカメのバッテリーを買える店を案内するよう求めたらバイクの後ろに乗せ連れて行ってくれた。
外部の者の侵入、他の宿泊客がバッグを開ける等、状況としてあり得ない。ホテルのスタッフしかできない犯罪を何故するのか理解に苦しむ。(今、考えたらいつも夕方から朝にかけてシフトする兄弟とそのスタッフの仕業のようである)
帰国してから冷静になり損害賠償を考えてみた。契約とは物やサービスの提供の申込者がおり、提供の後、債権、債務が発生する。(だから振り込め詐欺は私の概念には無い)今度の契約の相手方は泥棒ホテルではなくオクトパストラベルというネット上の旅行会社である。旅行業約款を読んだら第23条(当社の責任)第4項「・・・手荷物について生じた第1項の損害については旅行者1名につき15万円を限度として賠償します」とあった。早速この件について問い合わせをした。
by momodisk | 2010-05-15 10:43
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