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ベトナムの道

ベトナムの道_f0032712_09665.jpgベトナムの市街地の道路は、ものすごく混んでいる。
道路は、バイクの洪水の中に車が埋もれて動いているようである。現地発のツアーガイドの話によるとバイクの台数が人口の半分の数とのことで、年寄りを除く18歳以上の全員が持っているような感じでうなずける。
しかし交通渋滞は少ない。何故ならば余程の大きな交差点で無い限り信号機は無い。しかもこの信号機は車用であり歩行者用ではない。歩行者用の横断歩道、信号機は無いに等しく歩行者は車(ほとんどはバイク)の間を縫って歩かなければならない。画面右下の男性(横断中)!歩行者と車(バイク)は、お互いに顔を見て空気を読んで動く。歩行者は絶対に走らない。もし、歩行者用の信号機があったら交通渋滞で都市機能は麻痺するであろう。
さて、旅行者はどうやって道路を横断するか?それは現地の人にくっ付くようにして歩くのであるが、それでも怖く身がすくむ。ほろ酔い加減で歩くなどあり得なく爺ツサマが暮らせる街ではない。
この国の交通事故死者数、1日30人余り年間1万2千人余りだと聞いた。わが国も’90年ごろこんな数字だった。現在5千人オーダーである。
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ハロン湾ツアーのガイドがベトナムでは犬を食べると言っていた。車窓からバイクの荷台に猫を入れた大きな篭を積んでいるのを見た。聞いたら猫も食べるそうである。しばらくすると今度は、軽乗用車を牽引しているバイクを見た。一瞬、目が点になり次の瞬間思わず噴出した。自分の車が故障した時バイクで牽引して修理工場に運ぶ、これを発想するだろうか?
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鶏は、首を絞め、熱湯に漬けて羽をむしりそれから調理がスタートする。
ホーチミンのメコン川デルタツアーでバスに乗った。車窓からバイクの荷台、足元に数頭の犬を積んでいるのを見た。鶏と同じく毛をむしった調理前の状態だった。
by momodisk | 2010-05-16 00:09
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