バリ島結婚式ついでにスマトラ島へ

バリ島
f0032712_1045111.jpg甥の結婚式に参列することになり、ついでにインドネシア各地を旅することにした。
4月5日、バリ島で式があるのでここからが旅のスタートである。友人のトクちゃんが同行するのでタクシー代、ホテル代等割り勘になるので大助かりである。爺ッ様二人の珍道中になった
インターネットで「格安航空券」と検索して、HIS鹿児島支店でチケットを購入した。
コース選定で台湾に行ったことがなかったのでエバー航空の台北経由で行くことにした。料金は福岡から台北経由バリ島のデンパサールまで往復44,000円、それに原油価格高騰のための燃油サーチャージが17,000円であるがチケットが安
すぎるのでバランスが甚だ悪い。
式は、インド洋を望む丘に立つとても素敵な教会で行われパーティ会場も併設されていた。新郎新婦の家族、友人の立会いのもとインドネシアの情緒たっぷりの演出で厳かに行われた。美人の新婦は一段と引き立っている。私は妹から買ってもらった民族衣装(?引き出物だと?)で参列した。

f0032712_14563168.jpgホテルはインターネットで「格安海外ホテル」と検索してE-ツアーで予約した。ネット上で支払いが出来て、バウチャー(予約確認書)のコピーをカウンターに示すだけだから楽である。
福岡から台北まで飛行時間約2時間、その日に乗継が出来ないので台北に1泊しなければならない。空港からリムジンバスで台北市内に着いた。そこでタクシーに乗り予約したリッツホテルのバウチャーの地図を見せたがナントそこにはホテルは無かった。ホテルの地図を間違えてサイトに載せていたのである。ホテルの住所で探したら、まったく別の所にあった。最初のハプニングである。時間とタクシー代を2倍以上使わされた。






翌日、台北からバリのデンパサール空港までは飛行時間約5時間である。ホテルは、サヌールにある5ッ星のグランドバリビーチである。ツインで1泊8、200円だから一人4,200円になる。美しい海辺に面し広大な敷地と庭がある。いつもの格安ビジネスホテル「東横イン」とつい比較してしまうが対象にならない。

f0032712_14595569.jpgバリのホテルは、朝食付きでビュフェ(日本ではバイキングと言う)スタイルで御馳走が沢山ある。
食後、ジャワ島の首都ジャカルタ、スマトラ島のワイカンバス国立公園のツアーの手配及び現地国内線の航空券の手配のためにの市街地クタのHISの現地支店に行った。(社員は全員、日本語のできるインドネシア人だった)
航空券は、当然に手配できるがナント、他の島のツアーの手配は扱っていないとのことだった。 ガーン!又もハプニングである。ジャワ島のジャカルタはともかくスマトラ島のワイカンバス国立公園は虎の棲むジャングル内の行動であり、空港・公園間の送迎、それに現地の宿泊が確約できなければ航空券を手配する意味がないのである。

そこで、「地球の歩き方」の本にでているワイカンバス現地の旅行会社の連絡先を見せ、貴社がそこに電話をし手配が出来たら航空券を買えるのであるがと依頼して見たら快くやってくれた。(感謝!多分、他に手立てはない)

f0032712_15291.jpgHISがワイカンバスの旅行社と交渉するのに2時間ほどかかった。HISの玄関で休憩していたら「観光に車をチャーターしませんか?」と日本語で声をかけてくる青年がいた。料金を聞くと6時間で日本円換算でナント3,000円だという。3時には町に帰り結婚式に出なければならない旨を話しウブドに観光に出かけた。
名前はニックと言い、聞いたら日本語は学校で習ったそうであり気さくな青年である。翌日朝の空港までの送りも頼んだ。
バリ島は「神々の島」と称され、90%の島民がバリ・ヒンドゥを信仰してしているとのことであり、これを基にした伝統文化、舞踏・絵画や彫刻があり自然が実に美しいところである。






f0032712_1532119.jpgウブドの自然は素晴らしい。田園地帯やヤシの木立、それに昔、日本でも普通に見られたライステラス(棚田)も見られる。デンパサールからウブドへの街道には石彫、木彫りなどの工房兼販売店が立ち並んでいるが客の姿は見られない不思議な光景があった。結局、結婚式場にたどり着く時間がなくなり、途中で引き返したがバトゥアン寺院は見ることができた。ヒンズー教の寺院は、我々には珍しい光景である。入るときに腰巻を穿かされる。








f0032712_1543755.jpg4月9日、スマトラからバリに帰り、帰国する日、車をチャーターしてデンパサールから約70KMのキンタマーニ高原に行った。標高が1,500メートルありバトゥール山、アバン山の二つの山の間にあるカルデラ湖がバリの人々の生活を潤す水を満々とたたえていた。
平地と異なる風景と涼しさがホッとする。









f0032712_156054.jpgキンタマーニ高原からデンパサールに戻り帰国の飛行機に乗る前にジンバランの海岸にあるレストランで昼食をとった。バリはどこの海岸に行ってもこんなに美しい海である。
浜辺では弟と妹の兄弟が遊んでいてトクちゃんと写真を撮っていたがのどかな風景である


もう少し(70歳くらい?)年をとったらビーチでのんびりする旅も良いなと思った。しかし、生来の貧乏症のため今のところは、矢張りあちこちと動き回る方がむしろ落ち着く。
このビーチのレストランは日本人向けのレストランなのか物凄く高い。伊勢海老1KGが4,500円であり話にならない。




ジャカルタ
f0032712_1514196.jpg結婚式の参列が目的の旅であるが、第二の目的にスマトラのジャングル、ワイカンバス国立公園でのバードウオッチングがあった。航空便の都合で首都ジャカルタ経由となるのでここも観光することにした。デンバサールからジャカルタまでのチケットは行きが8,000円、帰りが6,500円で便により値段が異なる。
ジャカルタは、オランダの東インド会社の拠点であった頃は、バタビアと称されていたが日本軍の占領によりジャカルタと改称されたものである。現在は、人口1,100万人を擁する東南アジア最大の都市である。
スカルノ・ハッタ空港でタクシー乗り場を探していたらカウンターがありここでも車をチャーターできた。



バリ島と同じ6時間で3,000円相当である。運転手は英語を話しガイドも兼ねているのでとても便利である。
ホテルの部屋から眺める風景は、東京のような大都会であるが街を回れば東京と同じゴミゴミした下町もある。ホテルは五つ星のスルタンという名のホテルであるがネット予約でツインで朝食つき8,800円であり割り勘になるので物凄く安い。

f0032712_15161828.jpgまずは腹ごしらえである。運転手兼ガイドの名前はアミンと言う。彼に任せるから適当なレストランに行くように伝えたらインドネシア料理の店に連れて行ってくれた。
これまたビックリ! 韓国の伝統料理の店のように皿と皿にブリッジで皿を載せて料理が出てくるではないか!料金は、3人で食べてビールを2本飲んで2500円相当でありとても安い。
こちらの人は、右手の指で食べ物を掴んで食べる、試そうとしたが止めた。ジャワ島に来るとイスラム教が多くこのレストランではビールが出たが、翌日のレストランでは置いてなかった。


アミンに外の店に買いに行ってきて貰った。ビール瓶は紙が巻かれ酒であることを隠してある。アミンは気が利く男であり親切なので翌日もチャーターした。ビールの釣り銭は返しもしなかったがチップにあげた。




f0032712_15181258.jpg独立記念塔は高さ137メートル、頂上には35KGの純金の炎のモニュメントがある。
台座部分は、ジャワ原人から始まり、大航海時代、オランダによる植民地時代、日本軍占領、終戦後の独立宣言と長大な歴史物語が見られる。



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インドネシアの文化遺産が詰め込まれた国立中央博物館に行った。ヒンズー教や仏教の石像や、国内各地の芸能、道具、家屋の模型、民族分布など沢山展示されており文化や歴史を理解できる。

f0032712_1522367.jpgf0032712_15222460.jpg駐車場から記念塔までは遠く、園内のバスが出ているが行きは馬車に乗ることにした。料金は200円相当であり予て見られない視点での町の風景が珍しい。

帰りは、三輪車に乗った。ツアーではなく個人旅行だからこそできる体験である。この後、スラバヤ通りでガラクタ市を覗いたり、スカルノ元大統領の家を眺めたりした。







f0032712_15235145.jpgf0032712_1524859.jpgホテルに帰る前、多様な民族が住むインドネシア各地の文化を100ヘクタールを超える広い敷地に再現したテーマパークであるタマン・ミニ・インドネシア・インターに行った。中央の人造湖には国土をかたどったボルネオ、スラウエシ、東チモール、パプアなどの島々が作られておりこれをロープウエイから眺められるのでとても興味深かった







翌日、スマトラへは3時過ぎの飛行機であるので、朝10時にアミンにホテルに迎えに来てもらい動物園にいった。外国に行ったらできるだけ動物園に行くようにしているが、ここは矢張りオランウータンが本場であろう。動物園は広大な敷地で歩いて回れる所ではない。入口で自転車を借りて回った。
アミンのようなガイドを雇わなければとても行けないところをアチコチ回れ幸いだった。

スマトラ
f0032712_15404175.jpgワイカンバス国立公園に行くには、ジャカルタから飛行機でスマトラのバンダルランプンへ行き、そこから車で2時間余り走る必要がある。
ジャカルタからバンダルランプンまでの航空運賃は行きが4,300円、帰りが4,100円相当で30分の飛行時間である。
バリ島のHIS支店の従業員からワイカンバスの旅行社に電話やメールを入れてもらい手配した内容は、食事つきでロッジ(写真)の1泊、バンダルランプンのホテル1泊、空港とワイカンバス間の送迎、国立公園内のツアーで一人15,000円相当であった。二日間、ガイドと運転手付で車をチャーターしてこの料金だから物凄く安い。日本の感覚ではビジネスホテルの料金にしかならない。





f0032712_1542566.jpgこのロッジがコブラが出たところである。
食事は出されるものを食べるだけで客には選択肢はない。ビールを飲んでもタダ。部屋には冷蔵庫もテレビもなく扇風機ががあるだけである。世界中からここのジャングルツアーを目的に来る客だけだからこれで充分であろう。広くてきれいな部屋だった。
公園の入り口前にあるロッジの名前は、satuwa sumatora Elephant Eco lodgeで他にもオーストラリアからの家族ずれの客がいた。







f0032712_15443698.jpgロッジから30分一寸ガタガタ道を車で走りレンジャーハウスについた。公園内は銃を持ったレンジーが案内してくれる。右側が空港からのガイドであり少し日本語が話せた。ここから川を巡るボートに乗る。



ジャングルの中を流れる川は、広い所や狭い所があり風情がある。鳥の鳴き声がたくさん聞かれるがジャングルが深いので姿は見られない。唯一、カワセミの仲間の鳥を見かけただけである。バードウオッチングに来たのに何にもならない。一昨年の夏、アフリカのザンビア、ジンバブエ,ボツアナの国境のサファリツアーでは沢山の野鳥、野生動物を見たのに、ここは話にならない。
猿は木の上で遊んでいる。



f0032712_15471091.jpgf0032712_15472912.jpgジャングルの中を2時間近く歩いたが動物は見かけなかった。ここは虎、熊、サイ、猪、象などが住んでいるそうである。写真はセンサーがついたカメラで動物が通った時に自動的に写し生態を調査するものである。
動物の毛が混じった虎の糞や、サイが地面を穿った跡、熊が爪を研いだ木の幹などは見られた。レンジャーとガイドから長くつに履き替えないかと言われたが面倒くさかったので断ったら蛭に5か所も噛まれた。とくちゃんは半ズボンだったが噛まれ迄はしなかった。
レンジャーが地面を見ながら歩くのでこういうものを客に見せるためだろうと思っていたが後で考えるとコブラ等の蛇を確認するためだったと思った

f0032712_15491868.jpg公園の入り口の9KM東に大規模な象訓練センターがあり、森林伐採で行き場をなくした60頭ほどの象が集められ、人間と共生のための訓練を受けている。












f0032712_1550377.jpg公園を後にして、バンダルランプンの町に戻った。帰る途中の街道にはゴムの木の林がある。農家の人が作業をしていたのでガイドの英語・インドネシア語の通訳で収入や転作の話を聞くことができた。二日間付き合った運転手さんは精悍な顔なので写真を写した。
ホテルは、有名なホテル マルコポーロだった。もちろんプールも付いている。眺めの良いホテルでライブを聴きながら夕食をしたが、英語のメニューもなく仕方なくトクちゃんと適当に4品注文したらナント3品はチャーハンでびっくりした。チャーハンを肴にビールを飲んだのは初めてだったが、いろいろな味で美味しかった。イスラム教の教会が近くにあるらしく拡声器でコーランが聞こえてくる。


バンダルランプンからジャカルタに着き、デンパサール行きに乗ろうとしたら悪天候のため4時間遅れとのことだった。アルゼンチンに行く時、客が少ない時は便を抜く航空会社があるのは経験していたので本当かなと思った。
これもハプニングである。結局2時間遅れで出発したが、ジャカルタからニックに電話して空港に迎えに来てもらったので聞いてみたら矢張り雨は降っていなかった。
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by momodisk | 2007-06-11 10:40 | 最近の旅行 | Comments(0)
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