*日本航空利用! 珠玉の至宝に出会う 気ままにモスクワ・サンクトペテルブルグ6日間
旅行社 クラブ ツーリズムに参加した。 選定理由:未知の国、不思議な国 (その1) ツアー代金 基本旅費 169,800円、一人部屋追加料金 25,000円、 燃油サーチャージ 35,000円 その他諸経費込み総額 238,000円だった。安い!!!! 写真は、東横イン成田空港 部屋から満月の眺め^^ (その2) 驚きのロシア人 帰国の日、飛行機に乗る前モスクワのドモジェドボ空港内の売店でオバ様たちと軽い食事を摂った。 写真のように ナント! 寿司、ギョーザ、味噌汁を扱っていたから。味は期待していない^^ この店の従業員達を見ていて驚いた。注文するオバ様に「ここは、品物の受け渡しをする所であり、料金の支払いは隣でせよ」と言わんばかりに顎をしゃくるではないか!!! そう!手は動かさない、言葉は発しないのである。世界では、例え相手が乞食でも「隣に行きなさい」と声を発するものと思っていたから本当に驚いた。 マア!教養の無い人達が多いものである。それともロシアだけこの部分で世界と違う文化・習慣の違いを持っているのであろうか? 54カ国目にして初めて見た光景で正直言って不愉快だった。 外国人を相手にするホテル、空港の売店の従業員も殆んど英語は通じない^^。多分、教育制度の問題だろうとは思うが!それともフランス人のように分かっていて分からんふり? 初めての男性一人参加の旅! 女性の皆さまも年代幅が大きかった。少ない人数で仲良く楽しい旅ができた^ その3 サンクトペテルブグ 今回のツアーは、参加者10名だった。ナント! 男性は、鹿児島からの爺ッサマ一人で9人は女性だった!添乗員が珍しく男性でホッとした。 娘と参加した83歳、一人参加の75歳、本当に女性は好奇心旺盛で元気がある。自分がこの年齢の時、この好奇心、気力、元気を持ち合わせているだろうかと思った。 サンクトペテルブルグ!かつての帝政ロシアの首都、ロマノフ王朝の栄華と終焉、革命の理想と挫折、ソ連崩壊の前レニングラードと呼ばれれていたのは学校で習った記憶にある。 案内書で”「世界遺産」歴史と芸術に満ちたロシア第二の都市。運河がめぐり、水面に映る風景は美麗を極める。エルミタージュ美術館を擁する魅力的な北の都”とある。 ヨーロッパの各地を見てきたが確かに一寸変わった雰囲気の都市である。 この地の創建は1703年、ピョートル大帝がロシア近代化の要としてバルト海に開かれた港と要塞を築いたことに始まる。久しぶりにバルト海を眺めた。 ここは、今、白夜の季節に入っている。白夜は西に太陽が沈むところで沈みきらずに東へ移動する。この日時点では23時半ごろが日の入り、5時前が日の出だった。 北極圏までザット700KMのこの地、6月にこの完全な白夜があるとのこと。いつの日か日の入りと日の出が見られる海辺で体験してみたい。 珍しい光景! 豪華客船が陸に上がっていた。ここでも津波が有ったのだろうか? ^^冗談^^ イサク聖堂 帝政ロシアのシンボルとして、1858年に建設された大聖堂。世界で最もおおきな教会建築のひとつである。 パリのノートルダム大聖堂やドイツのケルン大聖堂など各地の教会建築は見慣れているが、この大聖堂は見ごたえがあった。(久しぶりに見るせいだろうか?) 閑話休題(ロシア語) 学生時代、第二外国語でドイツ語を、アルゼンチン旅行をする時スペイン語を少しばかり勉強した。 英語同様、みつながは、MITSUNAGAと書く。ロシアに来てロシア語の文字を見ると、どうも違うようである。帰国の飛行機の中、「ロシア語入門」という紙切れ一枚があったので暇つぶしに勉強してみた。そう!英語とは関連のない言語のようである。 私の名前は、 мицунага масанори と書くようである。 その4 エルミタージュ美術館 パリのルーブル、オルセー。ニューヨークのメトロポリタン、マドリッドのプラド等、美術館は世界各地で見てきた。 世界有数の美術館!エルミタージュ美術館は、矢張り憧れていた。 「ロマノフ王朝の王宮であり、歴代の皇帝の住まいでもあった巨大な宮殿に絵画、彫刻など約300万点もの美術品が集められた、ロシアが誇る国立美術館。豪華な内装にも注目」とある。 「冬の宮殿」「小エルミタージュ」「大エルミタージュ」「新エルミタージュ」「エルミタージュ劇場」の五つからなっている。 18世紀、ロマノフ王朝のエカテリーナ2世が収集したコレクションを発端とし、19世紀末に美術館として開館したものである。 ネヴァ川に面してありとても広い、大きな宮殿である。ここで4時間の見物時間がとられていた。 この美術館!外観も素晴らしいが、内部もとても美しい。 写真左 大使の階段と呼ばれ、ロシア・バロックの極致。花崗岩の円柱、鏡を多用した窓などスケールの大きさと華やかさが際立っている。 写真右 紋章の間 この部屋もキンキラキンで美しい。ブロンズ製のシャンデリアにロシア各県の紋章がデザインされている。 「1階」世界各地の古代遺物や芸術品 「2階」10世紀までの西欧美術やロシア文化にまつわるもの 「3階」近・現代美術や東方諸外国の文化・芸術品 に分けられて展示されている。古い時代の絵画は実に精密に描かれている。肩がこりそうなくらいである。矢張り3階のモネ、ルノアール、ピカソなどの見慣れた絵画が馴染む。 写真左 古い時代の絵画 写真右 ルノアール 何の間だったか忘れたがキンキラ金の豪華な部屋だった。 ミュージアム・ショップにキャンバスにプリントされた絵画が売っていた。紙にプリントしたものに比べればなかなか趣がある。おっぱいとお尻の線が美しい絵画を1枚買い求めた。日本円で3千円程である。 帰ってからニシムタの建材で巾木を買い、額縁を作ってはめた。キャンバスには枠は付いていないのでベニヤに張り付けた。1千円で済んだ^^ 閑話休題 (がら空き) 成田~モスクワ間、日本航空である。余りにも空いているので乗客を数えて見た。ナント搭乗率は20%を切っていた(往復とも)。ファーストクラスはもっと空いているだろう。厳しい経営であるはずである。3席を一人占めしてユックリ横になって眠れた。 ところで、鹿児島~羽田間はスカイマークエアラインで往復2万3千円で乗った。このエアラインの客室乗務員は、ANAやJALのような制服は着ていない。ポロシャツ、ジーパンのような服装であり、笑顔で応対しない。ロシアのエアラインを真似ているのだろうか^^ その5 エカテリーナ宮殿 サンクトペテルブルグから南へ35KMの位置にある「エカテリーナ宮殿」に行った。 ここも素晴らしく美しい宮殿である。歴史は、苦手でエカテリーナのことは知らなかったがガイドさんからの説明ではかなりユニーク女性である。 ドイツの小国シュテッティンからピョートル大帝の孫に当たるピョートル3世に嫁ぎ、クーデターで夫を排して帝位についたツワモノ(強者)である。10人以上の愛人を持ちながらも、教養のある洗練された人柄でしられる。(ガイドさんは、64人と言っていた) これを聞いていた同行のオバ様「アー!体が持たない!」と言っていた^^ 鹿児島、日本を問わず、世界中!結婚後、間もなく家庭内クーデターで実権を握った女性は限りなく多い!エカテリーナさんは世界中どこにでもいる!別にユニークでは無い。 女性は、どこの国でも強い! 写真 左 「大広間」は、大きな窓から差し込む光が金色の彫刻や磨かれた床、鏡、あらゆる角度に反射してまばゆいばかりである。 写真 右 古代ローマ風の浮き彫りと壁画が見事な「緑の食堂」である。 矢張り、我が家の食卓で「刺身」や「豆腐」等を食べたほうが美味しかろうと思った。 この後、壁一面琥珀のパネルや美術品で覆われた「琥珀の間」は、息をのむような美しさだった。この部屋だけは撮影が禁止されている。 宮殿内の庭園は本当に奇麗である。鹿児島とは大分気候が違い今が花の盛りである。 デジカメ教室で「構図を考えて撮りなさい」と教わった。 少しは上達しているだろうか? ロシアは、どこに行っても金色の葱頭ドームの建物がある。金色と空の青さが良くマッチしている。 こちらの女性は、胸の上部のふくらみ、谷間をを見せる服装は珍しくない。人の頭ほどの大きさの物を二つぶら下げている人もいる。矢張り重そうに見える。 その6 ピョートル夏の宮殿 サンクトペテルブルグの中心部から約27KMの位置にこの宮殿がある。 ピョートル1世(大帝)とは、1613~1917年の300年にわたって続いたロシアのロマノフ王朝の第5代皇帝でサンクトペテルブルグを築いた人とのこと。 [#IMAGE|f0032712_15442717.jpg|201108/28/12/|right|384|288# ]フィンランド湾に面して建てたこの宮殿はベルサイユ宮殿がモデルの離宮との事だがピンとこない。 広大な敷地には、大滝になって湾に流れ込む噴水など150もの噴水が点在し庭園の散策はとても気持ちが良い。 庭園でスズメと一緒にいたこの小鳥! 初めて見た! 誰か名前を知っていたらご教示を。 閑話休題(添乗員) サンクトペテルブルグのホテルでシャワーを浴びようとしたら蛇口からは水が出るがシャワー口からは水が出ない。どこか切り替え口を触ればでるだろうと思って探すが分からない。諦めて手で水を体にかけた。 朝、起きて何気なく蛇口を見たらナント蛇口の先端に付いていた。同行の皆さんに聞いたら矢張り気が付かなかったそうである。 この事を添乗員に話し、「説明すべきではないか?」と言ったが全く取り合わない。 添乗員は、矢張り女性が良い。男性よりはるかに気がきくし気配りが出来る。何よりやさしい(勿論!例外はある^^) その7 モスクワ 中学生の頃、社会科の授業で資本主義、社会主義などの事を習ったことを覚えている。 その中で、ソ連や中国は社会主義国家であり私有財産は持てない国であると教わり不思議な国だなと思った。そしてソ連は、共産党独裁で暗いイメージの国の印象を持って育った。 世は進み、そして、ソ連崩壊後、市場経済へ向けて改革が始まり20年経過したが、この国のことは良く知らなかった。 サンクトペテルブルグで街頭の広告や、テレビのコマーシャルを見ていると、日本やアメリカなどと同じ資本主義の国である。しかし、なんか雰囲気は違うなと感じた。(そう、質素と言うかけじめが有ると言うか、ばか騒ぎお笑いは無い) モスクワに来ても矢張り同じである。先入観のせいだろうか? マア!いまどき日本人に対したった一日の観光でもビザを要求する極めて稀な国だから、西欧のように開かれた国ではないのだろう。 国際線の身体検査は今までで一番厳しいものだった。近隣国との紛争もあるからだろうか。 写真は、「有名な赤の広場」である。 写真左 レーニン廟が右側に、正面にポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)がある。 レーニンを永久保存していて、1953年から1961年の間は、スターリンの遺体も並んで保存されていたそうである。ソ連崩壊の時は廟の廃止の意見が強かったとのこと。 聖堂を見ると、ディズニーランドのような子供の遊園地を思い出す。これを建てさせたイワン雷帝はそのあまりの美しさに驚いたそうだが^^ ピンとこない。 写真右 広場の反対側の国立歴史博物館である。 赤の広場に面して、クレムリンの反対側に立つ「グム百貨店」。 1921年にレーニンによって開設され、ソ連時代は食料品、衣料など日用品が売られていたが、現在は、面影は無く有名外資系ブランド店等が並んでいる。 ここで、オバ様とお茶にした。 閑話休題 「社会主義」 ・・・資本主義の原則である自由競争を否定、又は制限し、生産手段の社会的所有、管理により生産物、富などを平等に分配した社会を実現しようとする思想と運動の総称・・・ インターネットで検索したらこのようにあった。 帰国の日は、クレムリンの見物である。 モスクワの最大の観光名所で、ロシアの政治、宗教、文化の中心でもあるクレムリン。城壁で囲まれた内部には、大統領府等の政府関係の建物のほか、いくつもの聖堂や武器庫(博物館)などがある。 クレムリンでは、武器庫が一番見ごたえがあった。武器庫と言う名前であるが、実際は歴史博物館である。ロシアの工芸美術品のほか、何世紀にもわたって集められた外国の支配者などからの贈り物、ロシア帝国が得た戦利品がてんじされている。ロシアの歴史そのものを収蔵している。 写真 ブラゴヴェシイチェンスキー聖堂 イワン大帝(皇帝、雷帝)の個人礼拝堂とある 閑話休題 「ロシアの政党」 経済社会は、資本主義のようだが政党は共産党独裁かな?くらいの関心しか無かった!お粗末である。 旅行を機に少し勉強してみた。国家会議に議席をもつ4政党があり * 統一ロシア・・・中道、中道右派、(穏健な保守主義) * ロシア連邦共産党・・・左派、(共産主義) * ロシア自由民主党・・・極右、民族主義 * 公正ロシア・・・中道左派、(社会民主主義) 2007年で中道派が315席、ロシア連邦共産党が52席、その他のようである。 しかし、しかし^^頭の中はソビエト連邦共産党のイメージは消えていない。まさに20年遅れているのだろう。先入観は怖い! そして、ロシアに自由民主党があろうとは! 写真 左 クレムリン内のロシア連邦大統領府の官邸である。18世紀末にロシア・クラシック様式の建物でレーニンの住居でもあった。 写真 右 クレムリン内の何の建物か忘れてしまった^^ ロシア旅行の建築物の総括 一言で言えば玉ねぎ状のドームのデザインが珍しい。ヨーロッパ各国ではあまり見かけない! アジアのどこかで見かけた記憶があるのだが! インド? 多分、ボロヴィッツカヤ塔、トロイツカヤ塔だと思う忘れてしまったが青空の中に珍しい光景であった。 天気に恵まれたロシア旅行^^ 良い旅ができた~~ この年で、54カ国巡り! ここら辺りまで来ると! いつ、お迎えが来ても取り敢えず「思い残すことは無い」^^ようである。 さて、いざとなればジタバタするのであろうか~~
by momodisk
| 2007-07-01 14:27
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