日本帝国が朝鮮半島等を植民地として統治していた頃、
父は、今の韓国で警察官をしていた。第二次世界大戦で敗北し引き上げてきた。 子供の頃、よく朝鮮の話を聞かされた。父は、当時の韓国人の同僚と文通を続けていた。1昨年父も一緒にヨーロッパに行く予定だったが体調を崩し行けなかった。 そこで、父を連れ昔の同僚、朴さんに会いに行くことにした。41年ぶりの再会になる。朴さんはテグに住んでいる。自分にとっては2回目の海外旅行、旅行の手配など出来ない。ツアーで行き途中、皆と離れたりして行く事にした。ソウルはツアーで見物した。父は慶福宮などあちらこちら懐かしがっていた。正面の建物は旧朝鮮総督府(数年後取り壊され植民地時代の遺物が消えたと報道された)。 後ろは官庁街。 ツアーを離れ、ソウル駅に行き、セマウル号でテグに向かった。駅には朴さんの娘さん、お嫁さんが迎えに来ていた。 41年ぶりに会う二人は感激していた。 朴さんの家は、伝統的な造りである。家具は螺鈿細工である。 今、見る韓国映画「8月のクリスマス」等に出てくる家そのもである。中庭がありキムチの壷が沢山並んでいる。オンドルが焚いてあり、焚口も見せてもらった。父から話には聞いていたが百聞は一見にしかずである。お腹は空いていないのにご馳走攻めにあった。 慶州で再びツアーの皆に合流した。ソウルではロッテホテルの30階に泊まったが、ここの慶州コーロンホテルも立派である。ナイトショウで民族舞踊もやっていた。市場で焼酎を買ってきて飲んだ。 ここは、日本の京都や奈良のように韓国の古都である。初めて古墳も見た。 仏国寺は韓国を代表する有名なお寺である。 この後、釜山を見物し福岡へ帰った。
by momodisk
| 2007-06-25 16:09
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