人気ブログランキング | 話題のタグを見る

関西旅行

彼女が言う「君たちの娘」クラウディアから「京都に着いたよ!会いたいネ」とメールが来た。連れ合いのエクトールと二人で弓道の昇段試験を受けるのと観光が目的である。数ヶ月前から京都に行くと言う事は知っていたがその後の知らせがなく急遽だったのでホテルパックの航空券は取れず新幹線で行くことにした。

関西旅行_f0032712_1604820.jpg21日、着いた日の夜、食事をした。エクトールはアルゼンチンのブエノスアイレスで整形外科医をしており大の日本ファンで合気道、剣道もしていたとのことだった。英語で話しかけるがあまり反応しない。でも日本語を勉強しているので日本語を使おう使おうとするのには感心した。自分と波長は合うようである。
クラウディアとは、ブエノスアイレスであって以来5年振りである。
彼らは練習や試験を受ける日程があるのでこの機会に自分も5泊6日の旅行をする計画を立てた。
22日は、電車で奈良公園に行き興福寺、東大寺大仏殿、正倉院などを見物した。世界遺産に登録されている。約45年前に行ったはずであるが全く記憶にない。
(写真は東大寺大仏殿)


関西旅行_f0032712_16302100.jpg京都に5泊した内の3泊はインターネットの公共の宿で探した平安会館という結婚式場、レストラン、500坪の日本庭園もある高級なホテルである。
地方職員共済組合の施設であるが組合員で予約しても一般で予約しても1泊ナント4,800円である。東横インなど1泊6,000円前後のビジネスホテルばかり利用しているので信じられない価格である。
関西旅行_f0032712_16354976.jpg空きがあるとのことでツインの部屋にしてくれた。部屋のユニットバスとは別に5人くらい入れる浴室があり湯船に体を伸ばして入れるので最高である。
コンビニで買った100MLくらい残った焼酎を置いて出かけ風呂上りに飲もうとしたら片付けられて無くなっていた。
インターネットをするのに10分100円かかるのでカウンターで両替をする時、「もし、焼酎があったら返してください」と言ったら暫らくして部屋に900MLの新品を持ってきた。恐縮して固辞したが押し付けられてしまった。でも嬉しかった。

関西旅行_f0032712_17231231.jpg23日は、午前中、京都駅からバスに乗り比叡山延暦寺に行った。世界遺産と言ってもイマイチピンと来なかった。午後は大阪へ行き同級生と水上バスアクアライナーに乗り夜は焼酎を酌み交わした。

24日は、レンタカー借りてクラウディア達とドライブに行った。 ♪京都 大原 三千院 恋に疲れた女が一人 ♪の三千院に行った。京都の街中のお寺と違いこじんまりとして風情のあるお寺である。庭や周囲の環境がよくとても美しい。
関西旅行_f0032712_17324964.jpg

二人に、「延暦寺や清水寺と比べてどちらが気持ちが落ち着くか?」と聞いたら「勿論ここだ」と答えた。
(写真は三千院)






関西旅行_f0032712_1738245.jpg三千院から日本海も見える朝ドラの「チリトテチン」の舞台となった若狭を目指して走った。常神半島のレインボーラインを走り、山頂から方や若狭湾、方や三方五湖が望める展望台にリフトで上った。天気もよく素晴らしい眺めである。


関西旅行_f0032712_17471826.jpg帰りは琵琶湖沿いを走った。自分も琵琶湖を見たのは初めてである。
水がとても綺麗で小魚の群れが泳いでいる。

この日、250KMを走った。知らない道を地図を見ながら走るのは疲れた。齢のせいであろうか。
因みにレンタカー代は、5,250円が「るるぶ」を持って行けば500円引きであった。保険料も含め一人当たり2,000円足らずでこの距離を移動できる。バスで京都駅清水寺往復は500円である。


関西旅行_f0032712_17541035.jpg25日は、彼らを連れて電車で斑鳩の法隆寺に行った。「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」ここも世界遺産登録地である。勿論、自分も初めてである。
境内ではメジロの鳴き声が聞こえ、木のてっぺんではモズも鳴いていた。自分にとってはこれは冬の情景である。
時間があったので奈良の町に引き返し、彼らには東大寺大仏殿を見せ、自分は春日大社を見に行った。





関西旅行_f0032712_14553552.jpg26日、午後の新幹線で帰るので午前中は、清水寺へ行き、京都駅に帰り今度は歩いて西本願寺に行った。近くの東本願寺と比べれば矢張り世界遺産らしい雰囲気である。
二人とも昇段試験に合格してホッとしている。27日、関空~バンクーバー~トロント~サンチャゴと乗り継ぎブエノスアイレスへ帰る。長旅の無事を祈りたい。
by momodisk | 2008-09-29 16:00
<< 敬老の日 送り人 >>